種に触れると未来が拓く
先月末にモンテッソーリ教育の研修へ参加しました。
講師であるアンナ・チェチリア先生は、イタリア在住。
モンテッソーリ教育の環境で育ち、
今は、モンテッソーリ教師として活躍されています。
小学校の校長先生をされていたり、
イタリア初の公立モンテッソーリ教育中学校に関わられていたり、
国家試験コースの教授をされていたり・・・
その経験からのお話をして下さいました。
イタリアでは、モンテッソーリ教育の資格が国家資格として存在しいます。
またイタリアでは
モンテッソーリ教育の環境=幼稚園&小学校
を言うそうです。
日本では
モンテッソーリ教育=乳幼児教育
というイメージが強いですが、モンテッソーリ教育は0~24歳までの一貫教育。
難しいのは重々承知していますが、やはり日本でもモンテッソーリ教育の小学校が増えて欲しい。
(現在は横浜に1校あるのみ。)
そして近年では、高齢者ケアとしてのモンテッソーリ教育も世界では認知されています。
日本ではモンテッソーリ教育の高齢者ケアは、ほとんど知られていないですし、
取り入れられてもいません。
でも今年の日本モンテッソーリ協会の大会で、恩師が関わっている高齢者施設の代表が、
高齢者ケアとしてのモンテッソーリ教育について発表されるそうです!!!!
Wow♡
聞きに行きたい!!!!
ちなみに今年の大会は、福井県で開催されます。
話を戻して、アンナ・チェチリア先生のお話は、非常に分かりやすかったです。
というのも、訳をしてくださったのがモンテッソーリ教育教師であり、
イタリア人男性と結婚し、イタリア在住の綿貫愛香さんだったのです。
モンテッソーリ教育への理解が深いのはもちろん、
イタリア語を語学としてだけでなく、日々五感で取り入れて使っている方だからこその訳だったのだと思います。
今回の研修かいのテーマは
「種に触れると未来が拓く~伝統のイタリアから新しい風 モンテッソーリ教育の魅力と可能性~」
でした。
”種に触れると未来が拓く”
この言葉はまさにモンテッソーリ教育!!!
という感じがしますね♡
子どもが持って生まれた種
その種が花開くのには時間がかかる。
花が開くように
必要な栄養は与え
不必要な干渉をせず
愛情をもってじっと見守る。
必要な栄養を、
必要なタイミングで与えられるためには・・・・
知識が必要
不必要な干渉をし、
種を腐らせてしまわないようにするためには・・・・
知識が必要
物的環境
人的環境
これらを整えていくことの重要性を改めて感じました。
特に人的環境として、教師や母親が自分自身を整えていくこと。
ここは難しいけれど、本当に本当に大切なこと。
ただ”知る”ことは、
気持ちと機会さえあればできる。
だからこそ、お母さん達や現場で働く保育士・幼稚園教諭の方に知ってもらう機会を作りたい。
知ればできることは多い。
知れば気がつけることも多い。
知れば消える不安も多い。
研修会は丸1日あり、大量の情報を頂くことができました。
より理解を深められたこと
初めて学んだことがありました。
今回学んだことで、
より子どもを知ることができ
より子どもへの深い観察ができるようになり
より子どもへの温かい見守りができるようになり
より子どもの発達へ寄り添えるようになった
と思います。
学んだことは、私が開催する全てのセミナーと講演会の内容に生かします。
私の情報が、少しでも子どもと関わる方達の助けとなりますように。
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Tag:モンテッソーリ教育