IN-Childプロジェクト②
IN-Childとは何か!?
IN-Childとは
Inclusive Needs Childの略
発達の遅れ、
知的な遅れまたはそれらによらない身体面、情緒面のニーズ、
家庭環境などを要因として、
専門家を含めたチームによる包括的教育を必要とする子のこと
つまり「何らかの教育的ニーズを持っている子ども」のことを言います。
IN-Childは「発達」の観点ではなく、
「こどものニーズ」という観点で子どもを観察します。
それは日々変わる子どもを発達障害にしてしまうのではなく、
その子どもが“今”持っている教育的ニーズで見ることを大切にしています。
教育的ニーズは、
環境要因
身体面
不注意・多動性・衝動性
こだわり
自己肯定感
コミュニケーション
特定の学習に対して
生活習慣
以上の8つ。
子ども達が、“今”この8つのどのニーズがあるのかを診断する方法として、
信頼性・妥当性が科学的に検証されているIN-Child Recordがあります。
IN-Child Recordでは
身体面(身体の状態、姿勢・運動・動作)
情緒面(不注意、多動性・衝動性、こだわり、自己肯定感)
生活面(社会生活機能、コミュニケーション)
学習面(聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する)
以上の領域に関する82の項目について、5段階でチェックしていきます。
その結果、
定められたカットオフ値以下の領域がどこか、
またその領域の組み合わせや関係性
これらを読み解くことで教育的ニーズや課題を可視化することができます。
IN-Child Recordの結果を基にして、
細項目の分析を行うことで、
「どこに、どんな教育的ニーズや課題をかかえているのか」
「何が原因になっているのか」
ということが具体的に見えき、専門家を含めたチームによる包括的教育をすることができるようになります。
IN-Child Recordがあることで
教師が子ども達を観察する時、
”何をどう観察すれば良いのか”
が分かる
そして
”気になる”
という曖昧な言葉ではなく
”何がどう気になるのか”
を明確化することも可能です。
IN-Child プロジェクトは
子ども達はもちろん教師にとっての助けとなる
そう私は感じています。
だから福岡でもこのプロジェクトを進めていきたい!
IN-Child は小中学生が対象なので
興味を持ち、受け入れてくれる小中学校を探す必要があります。
プロジェクトをする際は
全校生徒のIN-Child Recordを可能なら取る必要があります。
なぜなら
教師が気になる子をピックアップする場合
教師が気になっている子と
本当にニーズを抱えている子が
必ずしもイコールではないから。
そして
ピックアップした子のみIN-Child Recordを取る場合
親から
「なぜうちの子だけ!?」
と説明を求められることもあるでしょうしね。
受け入れ先の小中学校を探すことも大切だし
一緒にプロジェクトを進めてくれる仲間も必要!!
私一人ではとても無理!!!!
興味を持った方は、ぜひぜひIN-Child を学び
資格を取って
一緒にプロジェクトを進めていきましょう!!!
私も資格取得までもう少し!
頑張ります♪
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